■Accessランタイム利用について■

  MK工房のソフトは、Microsoft Access2016、またはAccess2013/2019が、動作可能な環境で使用します。
  但し、Accessを未購入の場合、Accessに代えて、「Accessランタイム」を代用できます。

  Accessランタイムとは、Accessの持っている機能の中で、「ソフト開発」部分を制限し、「ソフト運用」部分
  のみを利用できるように限定したものです。
  この制限は有るものの、Access運用に関してはほとんどの機能を持っています。

  こちらを利用する場合、ランタイムは無償ですので、Access購入費を経費節約できます。
  その利用方法は下記の通りです。

≪Accessランタイムバージョン選択≫
    Accessは、Officeを構成するアプリの一つですので、AccessのバージョンはPCに
    現在搭載しているOfficeに合わせます。
PC搭載Office Accessランタイム選択
Office2016 Access2016ランタイム
Office2019 Office 365 Access ランタイム
Office2021
Office365
●ご参考●
このAccessランタイム版は、初期設定が最大の難物になります。
Access導入に3番目の選択枝として、現在お使いのOfficeにAccessを追加する方法があります。
これは、Access専用Officeソフトの標準版を、別途購入するものです。
Amazon.comで、パソコン2台にインストール可能なAccess2021標準版ソフトを15千円程度で販売しています。ランタイムの初期設定にお困りの場合は、一度ご検討下さい。 
※1. Access2019並びにAccess2021ランタイムは存在しません。
この為、Office2019又はOffice2021をパソコンに搭載している場合、Accessランタイムの
選択は「Office 365 Access ランタイム」になります。
※2.
Office365は、その時点の最新バージョンのOfficeを利用する仕組みです。
Accessランタイムの選択は「Office 365 Access ランタイム」になります。

≪Accessランタイム32bit/64bit選択≫
●32bit/64bit選択の基準●
Accessは、Officeを構成するアプリの一つですので、「bit数」はPCに現在搭載しているOfficeに合わせます。
    (※OfficeとAccessでbit数が異なる場合、AccessのPCインストールが出来ません。)
ついては、Officeのbit数に合わせて、32bit/64bit、いずれかを選択し、ダウンロード下さい。

      ≫PC搭載Officeの32bit/64bit判別方法解説

     ●Access2016ランタイム● 
         ・・・・Microsoft Office Access 2016 Runtime
     ≫Microsoft ランタイム提供ページ
bit数 ダウンロードファイル
32bit  accessruntime_4288-1001_x86_ja-jp.exe
64bit  accessruntime_4288-1001_x64_ja-jp.exe
     ●Office 365 Access ランタイム● 
         ・・・・Microsoft Office 365 Access Runtime
Access2019並びにAccess2021ランタイムはありません。
その代わりとして、マイクロソフト社は 「Office 365 Access ランタイム」の利用を案内しています。

Office 365をご利用の場合も、同様にOffice 365 Access ランタイムを利用下さい。
     ≫Microsoft ランタイム提供ページ
■Accessランタイムダウンロード方法■
Webページを開いて下さい。そのページの中に言語選択の項目で「必要な言語」の記載があります。それをクリックすると、ドロップダウン リストを表示します。リストから「日本語」を選択すると、ランタイム「32bit版」と「64bit版」の2つのダウンロードボタンを表示します。
ご利用中のOfficeのbit数に合わせて、いずれかのダウンロードボタンをクリックして下さい。

≪Accessランタイムインストール方法≫
ダウンロードしたAccessランタイムファイル「AccessRuntime.exe」をダブルクリックし、表示手順に従って操作しインストールを完了して下さい。

≪Accessセキュリティ対策解説≫
Microsoft社はマクロプログラムによるウィルス被害を防止する為、セキュリテイ対策をどんどん強化しています。
Accessランタイムをインストールした後、セキュリティ対応処置を講じておかないと、セキュリテイ対策によりマクロブロックを行う警告エラーが現れAccessソフトは機能停止します。そのマクロブロックの概要について解説します。
    ≫マクロブロックエラー解説ページ

≪Accessランタイムレジストリ設定方法≫
マクロブロックエラーを回避する為には、Windowsのレジストリ画面を開いて、MK工房ソフトを設置したフォルダにはウィルス被害をもたらす悪意のソフトが存在しないと登録します。
この登録は、フォルダに「信頼できる場所」という意味づけをするものです。
Access有償版では、「信頼できる場所」を登録する標準機能がありますが、ランタイムにはありません。
そのため、手入力により登録する方法を解説します。
●レジストリ設定方法解説●
   ≫Access2016ランタイム 
   ≫Office 365 Access ランタイム 

≪AccessランタイムのUpdate≫

    Accessランタイムは有償版と異なり、MicrosoftのUpdateを受けるべく設定する機能がありません。
    しかし、Updateは可能です。WindowsにUpdateを受ける設定方法を解説します。
●設定方法説明●
   ≫AccessランタイムのUpdate